PartⅪ 4人と猫ざんまい。

2021年11月29日

朝方、むーちゃんが旅立ちました。

寝てしまって見送りできなかったけど、夜中見たときと同じ寝姿だったので、眠っていてそのまま苦しまずに旅立てていればいいなと思います。

去年と同じで10月にはげがたくさんでき、黄疸が出てご飯が食べられなくなりました。

ずっと通院していて、4㎏から2㎏に減った体重も1年かけてやっと4㎏弱まで増えたのに。

はげたのはアレルギーによるもので、去年もしかしたらノミアレルギーかもとのことだったのでずっと駆虫薬は使っていましたがそれも違った。

もしかしたら寒冷アレルギーというもの(寒暖差アレルギーとは違うらしい)で、急激な寒さで免疫系統がおかしくなって、自己免疫性溶血性貧血になってしまったのではないかと。

(ちょっと難しい話だったのでかなり省略しているため間違っているかも)

猫のアレルギーは診断が難しく、何にしても対症療法になる。

去年と同じでご飯が食べられるようになれば...と思ってたのですが。

急激に寒くなったり暖かくなったり、台風で気圧の急高下もある時期、室温には気を付けられますが、自然現象はどうにもできない。

気圧の変化でも具合悪そうにしていました。

(ごんさんもそうだったなぁ)

それでもカリカリを食べられるようにまで回復したところで、はげではなく、皮膚が剥がれだしました。

詳しい描写は控えますが、痛くはなさそうだったのが唯一の救いです。

冷たいお薬を垂らしてもぴくりともしなかったのでおそらくですが。

前にも書いたかもしれませんが、大吉とごんさんが病気になった時、出来ることをすべてやったことを、とても後悔しています。

ゆっくりと、おだやかに、送ってあげればよかった。

原因がわからないとき、治療法がないとき、死の際に、多分人が何をしても、何をしなくても、助かる時は助かるし、助からない時は助からない。

こっちが先に、何が起きているのか受け止めて、何を求めているのかを考えなくては。

苦しむのは病気になったほうだから。

だから、点滴も給餌もしませんでした。

1日ずつ。

ウェットが食べられなくなって、病院のちゅーるが食べられなくなって、お水を飲まなくなって、おしっこが出なくなって、ゆっくりの呼吸で寝続けるようになって。

いっぱい撫でられた。いっぱい可愛いって言えた。ありがとうできた。

心の準備をさせてもらった。

ここ数年でたくさんの子を見送ったし、別れの覚悟はできてたんだけど。

家の中にむーちゃんがいないことが、日増しに寂しくなります。

8年はあっという間だったけど、8年は重い。

びっくりするくらい寂しい。

声が聞きたい。

困っちゃうくらい甘えん坊で、おしゃべりで、猫も人も大好きで、優しくて、いつも喧嘩の仲裁役だったむーちゃんを、たくさん可愛がってくれてありがとうございました。



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